- たまかつま
- I
たまかつま【玉勝間】※一※ (名)〔「たま」は美称〕目の細かい籠(カゴ)。→ かつま※二※ (枕詞)「勝間」の蓋と身とが合うところからとも, 編み目が固く編み合わされてしまっていることからともいい, 「逢ふ」「安倍島山」「島熊山」などにかかる。II
「~逢はむと言ふは誰なるか/万葉2916」「~島熊山の夕暮れに/万葉 3193」
たまかつま【玉勝間】随筆集。 本居宣長著。 一四巻, 目録一冊。 1793年起稿し没年の1801年まで書き続けた。 内容は学問・思想の全般にわたり, 宣長の人生観・古道観・芸術論などを知ることができる。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.